昨日、1月26日、令和になって初めての品龍寺新年会を開催しました!
一番年上の方は98歳、下は9歳、親子でのご参加や、初めて参加の方、近所の方など
幅広い年齢層のみなさんが40名以上ご参加下さいました。
世代を超えていろんな方が集まり、楽しく和やかに過ごせるのがお寺の役割です。
和気あいあいと和やかな雰囲気の皆さんを見ると嬉しくなります。
まずはご本尊の阿弥陀さまの前でみんな一緒にお勤めをし、その後は皆さんで昼食タイム、
お昼ご飯は、日本料理「三嵋(さんび)」のお弁当です。
地元の旬な食材を使ったお弁当はとても美味しく、見た目も上品でした。
ご参加のみなさんにも好評のようでした。
美味しいお食事をいただきながら寺町の昔の様子を聞いたり、近況報告をしたり、みなさんと楽しくお話することも出来ました。
驚いたのが、何人かの方が、脳梗塞になり入院したけど今年もまた変わらず新年会に出席することが出来たということでした。
みなさんに共通していたのは、「手足のしびれ」「半身がうまく動かない」「言葉がうまくでてこない」
という症状を見逃さず、すぐに病院に行かれていたことでした。
脳梗塞になられた方々が
「重症の場合はもちろん、軽症と思う場合も、可能な限り早く専門病院を受診してください。
すぐに119番に電話して救急車を呼んでください」
とみなさんに呼びかけておられました。みなさんもお気を付けくださいね。
昼食の後は新年の挨拶を兼ねて一人ずつの自己紹介タイムです。
一番はしに座っていた私からでした。
お寺としては「よりよい元気なお寺を目指す」ことはもちろん、
個人的には今年の5月10日に行われる雅楽の演奏会があること、
昨年から広島の僧侶やお経を勉強したい方が集まる勤式指導所の講師になったこともあり、
雅楽とお経について、もう一度精進していきたいことをお話しました。
「お墓について悩んでいた時にこのお寺にお世話になることが出来て本当に安心できた」
「私にとって、お寺に来てこなつちゃん(長女)と、かいせいくん(長男)の成長をみることが何よりの楽しみです」
「寄付を集めるのが大半のお寺の中、今回の改装工事でも寄付を集めなかった品龍寺の心意気をみなさんに理解してもらいたい。
我々に負担を極力かけたくないという気持ちのある品龍寺の門徒で良かった」
とそれぞれに熱い思いを語ってくださりました。
みなさんのお話を聞いてとても感動し、お寺としての存在意義を改めて感じることができました。
今年もみなさんの期待に応えられる、安心してもらえるお寺を目指していこうと決意を新たにさせていただきました。
そして毎年恒例のビンゴ大会!洋服やカバン、日用品が当たるビンゴ大会は今年も大盛り上がり。
ビンゴ大会が終わると食後のコーヒーとシュークリームをいただきながらみなさんとお話させていただき、
みなさんの笑顔に元気をいただきながら盛会のうちに終わりを迎えました。
次回みなさんとのご飯をいただきながらの交流の機会は4月にあるお花見懇親会です。
桜並木が続く川沿いの景色と、目の前の広島別院の桜を見ながらお花見をします。
どなたも是非ご参加ください。
本年も品龍寺をどうぞよろしくお願い申し上げます!