今日の中国新聞の5面「広場」誌面に「決断難しい墓じまい」
という安佐北区在住の男性の投稿が掲載されていました。
「墓じまい」をしたいけど家族の思いや考え方の違いで
なかなかまとまらないという記事でした。
確かに増える「墓じまい」の一方で、「罰当たり」だとか
お墓を撤去するというネガティブなイメージを持たれる方が
多いのも事実です。興味深く読んでいるちょうどその時、
「墓じまい」のことで一組の老夫婦が相談に来られました。
「子どもはいるが孫がいない、両親の墓はあるが、
いずれ無縁になってしまう」
というご相談でした。
ご主人は、将来を見据えた考え方の持ち主でした。
インターネットで品龍寺の合同墓(永代供養墓)を検索し、
相談に来られたとのことでした。
住職と副住職とお話し、両親のお骨を1つのお骨壺に
まとめてお預かり出来ることをお伝えし、
品龍寺に納骨されることを決められました。
ご主人の心の底からほっとされたような表情が印象的でした。
また奥様も
「品龍寺さんとのご縁があって本当に良かった。
お二人とお話して本当に安心しました」
と涙を流しながらこうおっしゃってくれました。
聞くとお二人で本当に悩まれていたそうで、
不安で夜も眠れないこともあったのだとか。
不安を無くし、安心してもらうことを目指している
私たちにとって、これほどうれしいことはありませんでした。
「墓じまい」はどこかネガティブなことで、
先祖代々のお墓を無くすことに抵抗がある方も
おられますが、見方を変えると、
ご先祖さまの軽視ではなく、絶対に放置せず、
無縁にしないという責任感の表れとも思います。
お墓のことで悩まれている方・不安なかたは品龍寺にご相談ください。