3月5日昼過ぎ、関西国際空港から香港経由でインド、デリーへ出発しました。
デリー到着は夜10時前、10時間以上のフライトでした。
1日目はそのままホテルで休み、2日目はまたまた国内線で
ヒンズー教の聖地「ベナレス」へ。
そこから北東へ約10㎞のところにあるのが、
初めて法を説かれたサールナート(鹿野苑ろくやおん)です。
お釈迦さまが悟りを開いたあとに、初めて説法をされた場所です。
お釈迦様が最初に教えを説かれたのは、昔一緒に苦行をしていた5人の仲間でした。
そしてこのサールナートで初めて法を説かれましたが、
このことを「初転法輪(しょてんぼうりん)」と言っています。
車輪が転がるように、初めて法という輪が転がり広がっていったという意味だそうです。
この初転法輪の地で、ひときわ目立つのがダメーク・ストゥーパと呼ばれる遺跡です。
6世紀にアショカ王という仏教を信仰する王様によって造られた仏塔です。
翌日、夜が明ける前の早朝より、ヒンズー教徒の聖地「ガンジス河」へ。
インド北部を流れるガンジス河は、全長約2500kmの大河で、
ヒンズー教徒にとって聖なる河とされています。
静かで神々しく、神秘的な光景と、
ガートと呼ばれる階段を降りて沐浴する人々の姿、
そして川原にある火葬場。
ヒンズー教徒の生と死を間近に感じることが出来ます。
ガンジス河に登る朝日、沐浴風景、火葬しているところなど、
日本では経験できないヒンズー教徒の営みを見ることが出来ました。