現在、副住職が参加している「未来の住職塾」の紹介記事が今日の中国新聞に掲載されました。
未来の住職塾とは、経営学修士(MBA)を取得した僧侶が将来に不安を抱えるお寺に
「寺の運営」を指南するという塾で、副住職も今年の4月より受講し、山口近郊の志を持った
お坊さんとともに、学んでいます。
申し込む前は、「お寺を経営?」と、あまり気が乗らず、受講するか迷っていたのですが、
塾長の松本紹圭氏とは築地本願寺でともに働いたご縁があったこと、
自分自身、「将来への不安」「お寺をより良くしたい」という気持ちが強かったこと、
何より、門徒さんからの「是非、副住職も勉強してきてください!!」という後押しもあったことで
受講することになりました。
自分のお寺を経営という今まで見たことがない視点で見ることが出来て、今まで気づかなかったことや
お寺の強みが見えてきました。何より、地域、年齢、宗派を超えた、異なる立場や価値観を持つ受講生と
出会うことができて、幅広い視点や、新しいアイデアが得られるようになりました。
今まではお寺の未来に対して「これからどうなるのだろう?」と漠然としか考えていなかった私が、
今は「100年、200年、そして未来永劫にお寺が続くよう」に前向きに考えるようになりました。
現在は「お寺の未来塾」も佳境に入り日夜、法務の合間を縫ってお寺の寺業計画書を作成しているところです。
これから、品龍寺をよりよいお寺にするために、また社会の問題を解決できるよう、
行動あるのみだと思っています。是非、ご期待ください。
品龍寺 副住職 猪原慶成