最近は合同墓(永代供養墓)やお葬式、ホームページや口コミで、品龍寺と新たにご縁を結んでくださるかたが増えてきました。
広島市内だけではなく、関西や関東など、広島県以外のかたもおられます。
先日は、関東在住にも関わらず、「ぜひ品龍寺に葬儀をお願いしたい」と依頼があり、葬儀をお勤めさせていただきました。
終わってから「いい声でお勤めしてもらえて、いいお話が聞けた。本当に安心しました」とおっしゃっていただきました。
不安を抱えた方に安心してもらうことがお寺のあるべき姿だと思っておりますので、「安心した」という言葉が聞けると本当に嬉しく思います。
品龍寺は、住職と副住職の二人体制ですので、広島市内、広島県だけではなく、遠方でも、品龍寺にお願いしたいと言ってくださる方は、
どこでも参らせていただいております。
一方で、「直葬にした後悔」「最期の時間が大切にできなかった」「お墓や納骨堂でのトラブル」「離壇トラブル」「希望する葬儀が行えない」
「お寺に49日法要を断られた」「法外なお布施」「粗末な通夜・葬儀」という相談が増えてきているのも事実です。
不安に思われている方は品龍寺にご相談ください。思わぬトラブルに巻き込まれないようアドバイスさせていただきます。
葬儀は突然のことです。いざという時に備え、慌てないために家族で話し合い、準備をしておくことも大切です。
「死」について誰も考えたくありませんが、いつ何があるかが分からない無常の世界です。
ある日突然、大切な人の死に直面したとき、多くの人は動揺し、冷静な判断ができなくなってしまうものです。
けっして不謹慎なことではないですし、何よりも落ち着いて安らかにお見送りをするためにも事前にどのような葬儀が良いか決めておけば、
故人の希望に沿った葬儀を執り行うことができます。
今回はもしもの時に後悔しないよう、事前に準備しておいたほうがよいことを紹介します。
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《目次》
まず決めておかなければいけないことが、もしもの時は、誰が喪主を務めるかということです。
喪主は葬儀の取りまとめ役なので、喪主が決まっていない状態で葬儀の準備を行ってしまうと、
後悔する葬儀になりやすく、慌てることになってしまいます。
故人の配偶者が喪主を務めることが一般的ですが、高齢のため難しい場合、配偶者がいない場合は、
血縁関係の深い親族が務めることになります。配偶者や血縁者がいない場合は、友人が代表して務めることもあります。
永く飾るものですから、ご遺影用のお写真はその人のお人柄が表れている、良く写ったものが良いでしょう。
訃報をどなたに連絡するか、前もって確認しておくと、連絡漏れを避けることが出来ます。
もしもの時、誰に連絡したらよいのか、会社関係や友人の連絡先等はなかなかわからないものです。
事前に会社の名簿や年賀状等で調べておくことも良いでしょう。
最近はお寺とのつながりも弱くなり、所属のお寺や、家の宗派が何か分からないという方がおられます。
よく分からないからと葬儀社任せにしてしまうと、「全然違う宗派の僧侶が来た」「粗末な葬儀だった」と、
トラブルになることもありますので、事前に確認し、信頼できる僧侶に来てもらいましょう。
品龍寺では、お寺とお付き合いが無くお困りの方の葬儀や法事もお受けいたします。
会場として本堂を利用することもできますし、日時についてもお気軽にお問合せください。
しっかりご相談したうえで、責任をもってお勤めいたします。
品龍寺では、葬儀や法事の後、寄付や門信徒になることを強制することはありません。
また、経済的にお困りの方には、負担にならないような葬儀も提案させていただきますのでご相談ください。
お布施について
基本的に僧侶へのお布施の金額は決まっておりません。
あくまでもお布施ですので、お気持ちをお包みください。
心配であれば、お寺や葬儀社へ事前に相場を聞いておくことも良いでしょう。
法外なお布施を請求するようなところはやめておいたほうがいいかもしれません。
品龍寺では、お布施の金額を指定することはありませんし、無理のない範囲でお気持ちをお包みいただいております。
わからないことがあれば、直接ご相談ください。
どのような形のお葬儀が良いかも決めましょう。どんな人を何人くらい参列してもらうのか、
予算も含め事前に検討することで理想とする葬儀の形が見えてきます。
葬儀には、社葬、一般葬、家族葬、一日葬、直葬などがあります。
社葬は参列者が100名以上の大規模なもので、一般葬は参列者が50名ほどの一般的な葬儀です。
最近増えている家族葬は、親族だけのこじんまりとした葬儀です。
通夜や葬儀等の宗教儀式を行わずに火葬のみ行うことを直葬と言います。
直葬は費用面では安価ですが、「後になって後悔した」「のちのち親族とトラブルになった」
といろいろと問題になることも多いです。
あまり粗末にしたくないという場合は、一日葬という選択肢もあります。
一日葬の場合は、通夜をせず葬儀のみ行います。
どのような葬儀がいいかが見えてきたら、葬儀社を選びます。
複数の葬儀社から見積もりをもらい、相談しておくと納得する葬儀社選びができます。
もしもの時に葬儀社が決まってない場合、いわれるがまま病院の指定業者などに依頼することになり、
自宅から遠かったり、法外な葬儀費用を請求されたりとトラブルになる恐れもあります。
またいろいろな葬儀社を調べるのもひとつですが、信頼できるお寺があるなら
そのお寺さんに信頼できる葬儀社を紹介してもらうのも良いでしょう。
価格だけではなく、設備や対応などを見てよくよく検討してください。
・喪主を決める
・写真を決める
・親戚・知人の連絡先を確認する
・お寺や宗派の確認する
・どのようなお葬式にするか決める
・葬儀社を決める(検討する)
今回はもしものときに慌てることなく、大切な方をゆっくりと見送れるよう
後悔しない葬儀のために前もってできることを紹介させていただきました。
「縁起でもない」と思われるかたもいるかもしれませんが、私を含め人は必ず死んでいかねばなりません。
その時に備え、準備することで後悔の無い葬儀ができることと思います。
その他分からないことや不安なことがありましたら
何でも品龍寺にご相談ください。